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目標と夢

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最近日本の子供の学力低下が大きな記事となっているけど、これを見て思い出したのが僕が高校・予備校と同じだった実家のある浜松の友人"おたやん"。

彼はサラリーマン生活を捨て、かねての夢だった「寺子屋」をコンセプトに浜松で基礎屋という個人塾を開いている。

彼はそこで、できる子やふつうの子はもちろんだが、特筆すべきは"ちょっと学力が遅れている子"や、いまや社会的問題の"いじめられっ子"まで、みんなで楽しく学習できる理想的な空間を提供しようと日々がんばっているのである。

で、先日実家に帰った時に、その"ちょっと問題のある子"に対する教育方針で彼は悩んでいた。

「将来少しでも社会的に対応できるように矯正してあげるのが教育なのか?」
「問題がある子でも、才能を見つけ出してあげて、そこをのばしてあげ、目標を掲げてあげることが教育なのか?」

僕はそれを聞いて二つ返事で"その子のよいところをめいっぱい伸ばしてあげるべき"と力説した。彼もそれをわかっているのだが、現実はなかなか親御さんはみんな矯正するほうを希望しているというのだ。
多分前者のほうは彼でなくてもできる人はいっぱいいると思う。それで直るかどうかはわからないけど..。
でも、ちゃんとその子のいいところを見つけて伸ばしてあげることってなかなかできることじゃないよね。

だってさ、人間悪いところばかり目にいくもんじゃん?人間どんな才能があるのかわかんないじゃん?
それに一つでも光るものを持ってる人って、他も光ってみえるもんだと僕は思うのね。ということは他もよくなってみえるもんじゃないの?
それはひとつでいいんだよ。いいところをひとつ。

ま、僕は教育に関してはまったくの素人なので、自分の価値観と理想論でしか語ることができないのだが、現実はいろいろ複雑なんだろうね。

で、彼は自分の理想とする教育を追究するためにカウンセリングの勉強もしているそうだ。とってもRespectできる友達の一人である。

で、ふと思った

「俺の仕事ってなんなの?」

で、思い出したのが、あるプロモーションビデオの制作時のエピソード

それは当初"スタイリッシュ"かつ"モード"な感じで製作が進行されるはずだった。
が、打ち合わせ時にスタイリストさんが放った一言

「いまアフガンであれだけたくさんの子供たちが泣いている時に、世の中が暗くなっている時にそんなものを作ってはだめ。いまこそ私たちは子供たちに夢を与えられるような作品を作るべき」

この一言で、ディレクターをはじめ、全員目からうろこが落ちまくりました。
すぐに方針は変わり、結果、素晴らしいビデオができあがった。
あのビデオは大人から子供までみんなに夢を与えることができたと思う。

これなんだよね。

エンタテインメント業界って衣食住の次?もしくは次の次?くらいにくるものだけど、"夢"を与えてあげることができる。

"おたやん"は子供たちに"目標"を、僕は"夢"を与えられる。そんな仕事がお互いできたら素敵だね。
がんばろうぜ!
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6件のコメント

[C30] いい話を聞きました!

よいお友達を持たれて、うらやましいです。
私も同意見です。自分の話で恐縮ですが、親に「お前はダメだ!」と言われて育つと、「自分ってダメなヤツなんだ」と思ってしまうものです。
実際、私がそうでした…。
教育って、その人間のよいところを見つけることだと思います。
  • 2005-01-20
  • 投稿者 : ずうとるび
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[C31]

わぁ。浜松にこんながんばっている人がいるんだねぇ。嬉しいなぁ。

私は、絵を描くのが好きです。
今でも覚えてるのが、小学生の時の美術の先生の一言。

「空は青、りんごは赤。でも自分の好きなクレヨンの色で塗ってごらん。」

その時私は何だかとても感動して、目に見える色とまったく違った色ですべてを塗りつぶして描いたのを覚えています。

教育って、「生きる」っていう有限の世界の中でその子の持つ無限の可能性を教えて伸ばすことじゃないかなぁ。

親には、愛情と依存を違いを気付かせないとだね・・・・。

遠州弁の講座が面白かった・・・
  • 2005-01-20
  • 投稿者 : たま
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  • 編集

[C32] そうなんですよねー

みなさんコメントありがとう。
きっと彼もコメントみたら喜ぶんじゃないかなぁ..。
でも、いいところを伸ばしてあげて目標を掲げてあげるということは、その目標にいくまでの苦難やリスクも一緒に教えてあげなきゃだめだと思うのね。
そのうえでやっぱ判断するのは子供だと思うんだ。子供も一人の個として尊重してあげることが大切だと思うのね。
でも、そのためには僕ら大人はいっぱい経験していないといけない。だって経験してないこと言われても説得力ないじゃん。
僕もまだまだ経験しなきゃいけないこといっぱいあるなぁ~。
まず美味しいもの食べにいってからゆっくり考えよう(笑)
  • 2005-01-20
  • 投稿者 : kajibow
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  • 編集

[C33] 追伸

たまさん:
遠州弁講座面白いでしょ。
特に浜松出身の方が見ると。
彼の悩みは塾のHPよりも遠州弁講座のHPのほうがアクセス頻度が高いことだそうです(笑)
  • 2005-01-20
  • 投稿者 : kajibow
  • URL
  • 編集

[C69] はじめまして

みなさんはじめまして
基礎屋のおたやんです。kajibowさん、コメントしてくれた皆さん、褒められて、少し伸びました。ありがとうございます。
がんばります(どがんばる)。

追伸:kajibowさん、遠州弁のページもそうだけど、珍解答のページも塾ページより人気あるかも・・。
  • 2005-01-24
  • 投稿者 : おたやん参上
  • URL
  • 編集

[C70] お、

ようやく出てきてくれたねぇ。
この照れ屋さん!
遠州弁講座は故郷がなつかしくなったときと、自分で「あれ?これ方言だっけ?」と確認したくなった時に見ています。
東京に10年以上住んでいても出ちゃうんだよね。
方言。
  • 2005-01-24
  • 投稿者 : かでぃぼう
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